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2013-08-29

第18回せと末広寄席レポート おまけ

寄席当日の午前中のこと。

会場の設営を終えた開場待ちの受付で、
控室で使っていただこうと用意した紙コップに
美術さんが演者さんたちの名前を
筆ペンで書いておりました。

IMG_2480.jpg


まあ、美術さんとしてみれば、
ちょっとした遊び心だったのでしょうが…。

その様子を見た通りがかりの方が、
「何を作っていらっしゃるの?」と、
興味津々で話しかけてこられました。

何かの実演と思われたのでしょうか?
「いや、紙コップに名前書いているだけです」と、
慌てて見たまんまの説明をする美術さん。

でも

狛犬の描かれた和風のTシャツを着て、
頭には汗避けのバンダナを巻いて、
真剣な表情で筆を走らせている美術さんは
確かに何かの職人っぽく見えます。

ヒゲだし。

しかもそのコップの出来上がりが…
何コレ? 寄席文字!?

IMG_2484.jpg

大師匠の手ほどきを受けていたはずの、
ワシ後輩の寄席文字よりもずっt(以下自粛)

ともあれ「美術さん」の名はダテではないのです!
一方のワシ後輩はもっと精進したほうが(以下自粛)
じゃないと大師匠に申し訳がたたな(以下自粛)

(以下自粛)
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2013-08-28

第18回せと末広寄席レポート その4

さて、恒例の富くじ大会であります。
入場の時から「今日こそは!」というお客様。
その横で「もう2回当たったわ」という方も。

人生いろいろ。くじ運もいろいろです。

ところで、開演前の入場受付の時に、
とあるお客様から(仮にHさんとお呼びします)、
「これ、どうぞ」と差し出された小さな箱。

中を見ると、和布で手づくりされた
かわいらしいフクロウの根付けが、
いくつも入っていました。

ts-lh321_1.jpg
実物の写真を撮り忘れたので写真はイメージです。

あまりにもかわいらしかったし、
フクロウといえば福を呼ぶ縁起物!
ぜひ他のお客さまにもお披露目したい!

そこでHさんにお願いして、このフクロウ一対を、
富くじの景品とさせていただくことにしました。

「でも名前は出さないでね」と謙虚なHさん。

こうしてフクロウさんは富くじで当選した
幸運なお客様の手に渡ったのでした。

それにしても、

Hさんご自身に当たらなくてよかった。
何しろ匿名希望ですから当たっても
「ワタシが作ったものです」とも言えず、
黙って受け取るしかありませんものね。

このフクロウさん、演者さんたちにも、
贈らせていただいたのですが、
帰り際に河太朗さんがニッコリ笑って、
「さっそく使わせていただいてます」
と、胸ポケットからひょっこり顔を出した
フクロウを見せてくださいました。


匿名希望のHさん、
どうもありがとうございました!
2013-08-27

第18回せと末広寄席レポート その3

余談ですが。

毎回、たくさんのお客様に、
ご来場いただいていることもあり、
寄席の間、スタッフは会場の外にいます。
カメラを置く場所もありませんから、
録画をすることもままなりません。

では、どうやって寄席の内容を把握して
こうやってレポートを書いているのか。

実は演者さんの入場口に控えておりまして、
外側からドアに耳を寄せて噺を聞いているのです。

入り口のドアは外から丸見えの場所。
そこで忍者のように貼りついて、
ニマニマと笑っているのでありますから、
知らない人から見れば完全に不審人物ですね。

閑話休題。

おそらく誰も知らないいい話をするという、
本日2度目の登場となりますトリの笑天さん。

IMG_2527.jpg

生真面目な男が芸妓に入れあげて、
というと「紺屋高尾」などを思い出しますが 
この話の主役は染物職人でもお餅屋さんでもなく、
名医と言われるお医者様の息子の若先生。

う~ん。なるほど初めて聴く噺。

ドアに耳を寄せているところにやってきた、
確実に自分より落語愛好歴がずっと長い
相棒後輩に聞いてみたけれど「聞いたことない」。

物語は芸妓と夫婦になろうという若先生と、
証文を盾に店に戻そうとする茶屋の主との間で、
悶着に発展していくのでありますが、

これを裁くのが名奉行、大岡越前守!

奉行ネタは大好きですから、もうたまりません!
胸のすくような大岡裁きで一件落着の後、
さらに長屋の大家さんのダメ押しが決まって、
たいそう心地よくサゲに。

いやはや、まんまと笑天さんの術中。
本当に「いい話」でありました!!

今回も壁に耳ありで聴いているだけでも、
十分に楽しむことができた訳ですが、
贅沢を言えば演者さんの所作も見たかったなあと。

まあ、これは主催者ですから、
仕方がありますまい。

IMG_2539.jpg
「さじ加減」という噺でしたか。
ふ~む。
2013-08-26

第18回せと末広寄席レポート その2

さて、中入り中のこと。

今日はトリを務めるという笑天さんが、
不敵な笑みを浮かべながら、
「今日はきっと誰もご存じないネタをやります」
おおっ!
「そして、いい話です!」
おおおっ!

笑天さんの語る「いい話」はとても爽やかで、
いつも晴れやかな心持ちにさせていただいてきました。
さて、今回は?
と、期待に胸を膨らませつつ後半の始まり。

登場したのは旬の人・微笑亭さん太さん。
何しろ、CBCやNHKのテレビに中日新聞と、
この地域のマスメディアに立て続けに登場。

まさに時代の寵児!

開演前には手に手に新聞の切り抜きを持った、
女性のお客様に取り囲まれておられました。
これは…あたかも氷川きよし的な人気?
(スミマセン、ちょっと大袈裟でした)

IMG_2520.jpg


演目はさん太さんのオリジナルで、
「愛しの野球部」
甲子園大会も終わったばかりのところ、
ネタも見事に「旬」であります。

さん太ワールド全開のギャグの波状攻撃に、
会場はなすすべもなく大笑いさせられたのです。
いやあ、どうして今日は来なかったんだ、
さん太さんファンのウチの子ども!

夏休みだからって山になんか行くんじゃない!
キャンプよりも落語だろうが!!

今回も大爆笑をさらっていった、
さん太さんでありました。
2013-08-25

第18回せと末広寄席レポート その1

前日までの猛暑もひと段落。
逆に心配された雨も降ることなく、
8月にしては絶妙の天候で迎えました、
第18回せと末広寄席。

今回もたくさんのお客様がご来場、
満員御礼で開演でございます。

今回は三人の演者さんで、
4席お楽しみいただくという構成。


まず登場は若鯱亭笑天さん。
「初天神」お団子まで。

IMG_2502.jpg

笑天さんの金坊、かわいいですねえ。
ちょっと抜けたような口調と、
こましゃくれたセリフのギャップ。
ドメスティックバイオレンスって…(笑)。

会場、いい感じで盛り上がって
続いては川の家河太朗さんであります。

IMG_2511.jpg

マクラでゆるキャラの話題から、
ご地元の名産品の招き猫の話になり、
そこから狸の置物の話題に移って
演目は「狸の化寺」。

時節柄、怪談噺を思わせるような、
得体の知れない化け物退治のお噺ですが、
そこは「化け狸」でありますから、
ユーモラスな展開となっていきます。

主役の火の玉の領五郎さんの男っぷりと、
他の愛嬌ある登場人物の面々の対比も楽しい、
河太朗さんの魅力溢れる一席でした。


ここで中入りでございます。
プロフィール

すえひろがりの会

Author:すえひろがりの会
愛知県瀬戸市の「せと末広商店街」にある小さな寄席「せと末広亭」で年に4回寄席を開催しています。ぜひお気軽にどうぞ!
HPもご覧ください


◆今後のせと末広寄席◆
第36回平成30年 3月10日(土)
第37回平成30年 5月26日(土)
第38回平成30年 8月25日(土)
第39回平成30年11月24日(土)
第40回平成31年 3月 9日(土)
午後2時開演 木戸銭500円

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