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2010-04-27

技術さん観察する

さて、昨日の続きでございます。

思わぬアクシデントで血まみれになりながら(大袈裟)、
ようやく辿り着きましたよ、シネマスコーレ名古屋。

実は技術さん、志らく師匠の高座は初めてで、
映画好きでもあるので今回のシネマ落語は
本当に本当に楽しみにしていたのです。

だから開演前に到着できるように全力疾走もする訳です。

しかも落語の元ネタは「天国からきたチャンピオン」って、
なんとまあ、懐かしくも切ないチョイスなんでしょう。
これは「泣け」という事だな、と思っておりましたら、
ワシ後輩は早々にハンカチの用意をしております。

そんな志らく師匠をわずか70人で独占する訳ですから、
ワシ後輩も書いていましたが何と贅沢な空間でしょう。

しかも席は前列。

微妙な表情の演技や繊細な身のこなしに、
言葉まわしの素晴らしさを間近で堪能できる幸せ。
何より江戸を舞台に再構築された物語の絶妙な翻案ぶり。


落語ってすごい芸能なんだと改めて思い知らされた夜です。


高座が終わって、相棒後輩がダッシュで帰った後、
ワシ後輩の様子がいつもと違うことに気がつきました。

「やっぱり志らく師匠ってすごい…」

まあ、これは落語を見た後のいつものセリフなのですが、
この夜のワシ後輩、言葉がピンクのオーラをまとっています。

「ワタシ志らく師匠が一番好きだと思う」
うっとりとした表情でつぶやくワシ後輩。

「喬太郎はどうしたんだ!」なんて野暮はいいません。
喬太郎師匠は最上級の「Like」ではあるけれど、
志らく師匠は紛れもなく「LOVE」なんだね。

それにしても、普段はヤンキーみたいな車を乗りまわし、
アイポッドだのアイフォンだのと機械モノに興味を示し、
後先考えず使わない腹筋台を衝動買いしてしまうなど、
ボーイッシュ(言葉を選んでみた)なワシ後輩の、
これほどの「たおやめぶり」は初めて見ました。

会場から出ても、なお両目をハートにしていたワシ後輩は、
取材に来ていた新聞記者さんからコメントを求められる始末。
漂い続けるうっとりオーラに「これは記事になる!」と
最前線の記者としての長年の勘が囁いたのでしょう。

そのコメントは翌々日の大手新聞の片隅に掲載されました。
実は現地では他の方もインタビューをされていたのに、
結局、採用されたのはワシ後輩のコメントのみでした。


おそるべしピンクのオーラのパワー。


そんな訳で、わずか10日間の間に全くの別件で、
2度も大新聞(地方版だけど)に載ってしまったワシ後輩。


それを自慢したくなる気持ちはわからなくもないけど、
いきなり先輩に振ってレポートさせるんじゃないよ。


おかげで昨日も今日も、悪ノリしてしまって、
ちょいと脚色した日記になっちゃったじゃないか。


あっ、

志らく師匠の落語が大満足の素晴らしさだったのは本当です。
でも、志らく師匠の映画は、まだ時代が追いついてないようでした。
スミマセン。
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すえひろがりの会

Author:すえひろがりの会
愛知県瀬戸市の「せと末広商店街」にある小さな寄席「せと末広亭」で年に4回寄席を開催しています。ぜひお気軽にどうぞ!
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第37回平成30年 5月26日(土)
第38回平成30年 8月25日(土)
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第40回平成31年 3月 9日(土)
午後2時開演 木戸銭500円

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