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2011-06-07

落款の大切さ

先日、弟が披露宴を行った関係で親戚一同名古屋に介した。
福島から90歳になる祖父。86歳になる祖母も名古屋に来たのだ。

んで、ワシの家に2連泊。

福島は地震やらその後の原発やらで大変なことになっている。
なので、心配だったが、二人とも元気。

祖母は日本画を描くのだけれども、その祖母の書いた20号の絵がワシの家の玄関に飾られている。
チューリップの絵。
その絵をぼんやり見ていたときに、思った。


なにかが足りない・・・。


んで、じっくり見たのだけれども、よくわからない。
そんな時、玄関に飾られているもう一つの額をみた。
右太治師匠の寄席文字だ。
師匠の額は締っている。祖母の絵はぼんやり。


!!!!!! 落款が無いんだ!


そう、祖母の絵には落款が無かった。

で、早速電話をした。
展覧会には落款なしで出すことが多くて、人に譲ったり贈ったりするときに押したりするそうだ。
で、ワシのには忘れたらしい。
祖母が瀬戸市に来た際に押してもらう約束をした。


で! 今回。
晴れて落款を押してもらうことに。

まずは落款の位置決め。
紙に落款を描いて絵に置いてみる。
で、「批評家」祖父が場所をきめるのだ。

ワシがきめた位置に置いてみる。
すると祖父が、「あとほんの少し内側に」と。
ほんのちょこーーーーっとだけ、内側に位置をずらしてみる。
すると、全然絵の雰囲気が違うのだ。
少し内側にするだけで品が出た。

すごいなー。

位置が決まったのでいざ、落款。
印肉がうまくのらないといけないので「描き落款」にしてもらう。
これは落款を描くのだ。




ほほう。



で、完成。


落款、すごい。絵がしまった。
あー、本当にすごいなぁ。

師匠の文字も落款とのコントラストでまた文字が生きるんだな。
うーん、落款恐るべし。




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すえひろがりの会

Author:すえひろがりの会
愛知県瀬戸市の「せと末広商店街」にある小さな寄席「せと末広亭」で年に4回寄席を開催しています。ぜひお気軽にどうぞ!
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第36回平成30年 3月10日(土)
第37回平成30年 5月26日(土)
第38回平成30年 8月25日(土)
第39回平成30年11月24日(土)
第40回平成31年 3月 9日(土)
午後2時開演 木戸銭500円

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