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2013-01-17

新春寄席2013裏話 其の肆

高座に上がった市馬師匠。

立派な体躯に親しみを感じずにはいられない
魅力的な笑顔、そしてとびきりの美声で、
たちまちお客様の心を惹きこんでしまいます。

お好きだというお相撲の話からのマクラでは、
「呼び出し」の発声で拍手がを招き、
「瀬戸蔵」と「新春せと末広寄席」を織り込んだ、
相撲甚句を披露され会場を大いにわかせます。

同じく江戸から続く芸能である歌舞伎や、
落語の口上(先代正蔵師匠のモノマネ!)など、
その美声を縦横無尽に駆使される様は、
まさに「圧倒的」とも言えるものでありました。

そして始まる演目は「七段目」。

芝居好きの商家の若旦那の受け答えが、
立役、女形入り混じって、すべて芝居のセリフ。
これが落語界きっての美声と技芸で繰り広げられ、
しかも、その見事さに拍手をする暇もなく、
会場中が大笑いさせられてしまうのであります。

噺が進み、若旦那と大旦那に命じられて、
たしなめにきたはずの同じく芝居好きの小僧さんの
お芝居ごっこが始まろううという場面で…



♪~~♪~~~♪~~♪~♪~~



舞台袖から鳴り始める三味線の音色。


この時点では今回のお囃子が生であることを
ほとんど意識しておらなかったであろう、
お客様の心がさざめくのが聞こえるようでした。

それは我々主催者も同じでありました。

やがて鳴り物の音も聞こえはじめ、
市馬師匠演じる高座の上の「芝居遊び」は、
加速度をつけるように興が乗っていきます。

やがて師匠の声と生のお囃子、
そして客席の大きな笑い声が融合して、
最高潮にノリノリの空気となってサゲ。


ブラボオ!


お腹いっぱい大満足の高座でありましたが、
新春寄席はまだまだ折り返し地点。
緞帳が降りて、ここでお仲入りであります。


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すえひろがりの会

Author:すえひろがりの会
愛知県瀬戸市の「せと末広商店街」にある小さな寄席「せと末広亭」で年に4回寄席を開催しています。ぜひお気軽にどうぞ!
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◆今後のせと末広寄席◆
第36回平成30年 3月10日(土)
第37回平成30年 5月26日(土)
第38回平成30年 8月25日(土)
第39回平成30年11月24日(土)
第40回平成31年 3月 9日(土)
午後2時開演 木戸銭500円

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