FC2ブログ
2010-05-24

盗み聞く技術さん

せと末広寄席では1年に4回開く落語会に
すべてご来場いただいたお客様に皆勤賞と称して
記念品を贈呈するという企画を行っていますが、

第2回から高座をお願いしている楽語の会さんにも、
お一人皆勤賞の方がいらっしゃるのです。

それが、川の家河太朗さんです。


思い起こせば一昨年。

ワシ&相棒コンビが落語初心者という身の上も顧みず、
楽語の会さんにご出演をお願いしたときのこと。
各地で引っ張りだこのお忙しいメンバーの皆さんの中で
口火を切って「参加しましょう」と言って下さったのが、
河太朗さんだったのだそうです。


言ってみれば「すえひろがりの会の父」。

お父さんにしたいアマチュア落語家ナンバー1です。
(スミマセン。ワタシは何を言ってるんでしょう?)


ワシ後輩もブログに書いておりましたが、
我々スタッフは残念ながら出演のみなさんの噺を
聞くことができないのが現実。

でも、今回は河太朗さんがトリということで、
すぐ後に行う富くじ大会の準備をしながら
舞台袖という名の「隣の空き地」で耳をそばだてて
河太朗さんの噺を聞いておりました。

演目は「一文笛」。

主人公のスリの男が、貧しい子どものために、
よかれと思ってしたことが引き起こしてしまった、
思いもよらない悲劇を兄貴分から聞かされる場面。

そしてコトの責任を取るために男がとった行動。

その間、寄席を埋めてくださったお客さんの間に
ピーンとした緊張感が張り詰めている様子が、
「隣の空き地」にも十分に伝わってきて、
胸をギュッと掴まれるような気持ちになりました。

河太朗さん演じるスリの男の必死なあがきに、
「真実味」があるからこそ、ホロリとさせられる
この名作人情噺は「命」を持って輝きを放つのですね。


なんて偉そうな事を書いてしまいましたが。

楽語の会の中でも持ちネタの数はトップクラスという
河太朗さんが、次回はどんな噺を聞かせてくださるのか、
今からとても楽しみな技術さんであります。

(いや、スタッフは聴けないんですけどね)
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

すえひろがりの会

Author:すえひろがりの会
愛知県瀬戸市の「せと末広商店街」にある小さな寄席「せと末広亭」で年に4回寄席を開催しています。ぜひお気軽にどうぞ!
HPもご覧ください


◆今後のせと末広寄席◆
第36回平成30年 3月10日(土)
第37回平成30年 5月26日(土)
第38回平成30年 8月25日(土)
第39回平成30年11月24日(土)
第40回平成31年 3月 9日(土)
午後2時開演 木戸銭500円

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking